寒空の下での募金活動

1月31日、イラクで地方選挙が行われました。日本のメディアの報道ぶりは様々ですが、イラクの状況は徐々にながら良くなっているように思われます。まだまだ、厳しい治安情勢は続いていますが、将来に希望が見えてきました。
 イラクでのテロの凶弾に倒れた2人の外交官の友人などが4年半前に設立した奥・井ノ上イラク子供基金は、イラクのNGOと協力して引き続きイラクの子供たちに児童図書や教材を寄贈するなどの活動を続けています。
 2月1日、ラグビー・トップ・リーグのプレーオフ・トーナメントであるマイクロソフトカップの会場で基金の募金活動を行いました。今日は、準決勝で、秩父宮と花園でそれぞれ試合が行われています。
 基金の関係者とマイクロソフトのボランティアの方とともに、14時からの試合前に2時間、ハーフタイムに20分、試合後に40分くらい、スタジアムの外に立って、大きな声で来場者に募金を呼びかけました。去年も一昨年もマイクロソフトカップでの募金は行われていましたが、私は外国にいたので、参加するのは今回初めてです。というか、このような一般向けの街頭募金(街頭、ではないですが)に立つこと自体初めてです。
 多くの方が募金をしていただきました。ちょっと不思議な、しかしとても良い経験でありました。