アトレティコの小学生選手

 なかなか見ることができなかったアトレティコ・マドリードの小学生選手宮川類君のプレーをようやく見ることができました。

 3月29日午後1時半、アトレティコのCiudad Deportivaで対ヘタフェ戦が始まりました。宮川君がプレーするAlevin というカテゴリーは本来10−12歳のチームですが、アトレティコ・マドリレーニョが10-11歳の子供のチームであるのに対して、このクラスのリーグの首位を走るヘタフェは11-12歳のチームです(アトレティコの11-12歳のチームは別にあるらしい)。この時期の1歳違いは大きく、体格にかなりの違いがあります。
 宮川君は残念ながらベンチ・スタート。年上のヘタフェ・チームが押し気味に試合を進めます。0対1で迎えた後半に宮川君が1トップのFWとして登場。しかし、アトレティコはなかなかボールを前に運べず、宮川君までボールが来ません。ボール扱いの旨い宮川君は、本当はFWよりトップ下あたりが向いているのかもしれません。結局アトレティコは年上チームのヘタフェに1対3と敗れ、宮川君も見せ場は作れませんでした。まだまだ、これからです。

 この日は、日本からNHKのテレビ・チームが来て彼の取材をしていました。スタッフの方に話を伺うと、宮川君のスペインでの様子は、5月6日17時からNHKBSで「ドリーム・キッズ」というタイトルの番組の中で放送されるそうです。