アトレティコ対アルメリア

 4月になり夏時間の夕方5時からの観戦は、これまでの観戦と全く違う感じ。寒さよりも日差し対策が重要になります。
 勝ち点でラシングと並んだアトレティコは昇格組ながらよく頑張っているアルメリアをホームに迎えました。今日は、子供デーということで、多くの子供が無料入場しました。

 この試合は、今季のリーガの中で最もおかしな?試合になりました(El Partido mas Loco)。得点は6対3−−−なんと9ゴールも入りました。普通のチームの4試合分くらいの得点を見たのでしょうか。

 開始早々、いつもFKでは宇宙開発をしていたアントニオ・ロペスがFKで鮮やかなゴール。その後すぐにアグエロがPKをもらい、(アルメリアのプリードは一発退場)フォルランが決めて2点差。ここで、スタジアムは(選手も含めて楽勝ムードにけだるい雰囲気が漂います。
 しかし、アトレティコ守備陣の集中力の欠如か、10人のアルメリアにすぐ2点を追いつかれるという有様。アトレティコの3点目は、シマオのFKに対してアルメリアのGK、名手アルベスの大ミス。
 いい加減に決まりかと思いましたが、3分後には簡単に同点に追いつかれました。スタジアムは、だらしない守備にブーイングの嵐。日差しの強い空からは雨粒が降るというおかしな天気。
 40分、アルメリアの二人目が退場となり、これでさすがにバランスが崩れました。前半ロスタイムにシマオが突破して、3度目のリード。4対3。
 ラジオでアトレティコの守備は2部Bの下位チームだとさんざんに言われていました。
 ハーフタイムも、リードしていたのに、さんざんのブーイング。

 後半、9人のアルメリアに対し、2点を追加して6対3というわけです。アトレティコがコーナーから点を入れたのもリーガでは1年ちょっとぶりらしい。今日はいろいろありました。

 ビセンテカルデロン劇場、本当に何が起こるかわかりません。リーガ1の何でもありのスタジアムです。