ヘタフェの挑戦（UEFA杯）

　４月１０日、ＵＥＦＡ杯の準々決勝第2レグ。ヘタフェ対バイエルン。切符は早々に売り切れ、スタジアムには観戦に行けず。国王と皇太子が揃って観戦に来ています(これは相当異例なことです）。ラウルとカシージャスも応援に来ています。
　レアル・マドリードやバルセロナの試合と違って、スペイン中が応援するヘタフェの挑戦です。

　各国の代表、元代表の大スターがきら星のように並ぶバイエルン。誰の名前もヨーロッパ(ベッケンバウアー)に知られていないヘタフェ。

　５分でデラレッドが一発退場。ヘタフェは１０人でバイエルンとがっぷり四つで戦います。
　攻め立てられていましたが、前半終了間際先制！後半もカウンターで決定機を迎えましたが、追加点を奪えず。後、一しのぎの８９分、ついに同点になってしまって。。。
　流れは明らかにバイエルンになったのですが、延長前半早々ヘタフェが連続２得点。スタジアムは最高潮。
　延長後半もヘタフェが試合をコントロールしていたのですが・・・１１５分、アボンダンシエリのミス？から１点差、まだ勝っているぞ。
　そして１２０分。(同点、アウェーゴールでバイエルン勝ち抜け)
　悲劇が訪れたのでした。

　今季、スペインのサッカーで一番劇的な試合でした。悲劇で終わりましたが、ヘタフェのすべての選手に大きな拍手を送りたいです。