アトレティコ対シャルケ(アトレティコCL本戦へ進む)

 8月27日、アトレティコシャルケ(チャンピオンズ・リーグ予備予選3回戦第2レグ)。これが本当にスペインでの最後の試合観戦です。
 rojiblancoのカミセタに身を固め、気合いを入れてビセンテカルデロンに応援に向かいました。スタジアムの外も、いつもの試合にましてサポーターの興奮は強く、スタジアムの中は予想に反して超満員の入り。サポーターのテンションもあがっています。私の期待は、今日はやっぱりアグエロです。試合前、その金メダリスト・アグエロバルセロナ五輪の金メダリストの記念撮影があったり、バラハス空港事故の犠牲者への黙祷があったりしました。
 試合は、やや堅い立ち上がりでしたが、両チームの気迫、気合いは十分感じられました。アウェーで1対0で負けているアトレティコはとにかく攻めなければ行けません。18分、波状攻撃からアグエロが頭で決めて先制。スタジアムは一気に盛り上がります。シャルケのサポーターも試合前から上半身裸で応援をとぎらせることがありません。
 前半は1対0で終了。
 前半は今ひとつだったフォルランが後半5分にシュートコースを見つけました。「そこで打て!」私の歓声から半テンポためた後、フォルランの左足一閃。ついに2対0と、本戦への切符をぐっとたぐり寄せました。
 2点をリードしても、緊張した感じが続きます。1点取られるとアウェーゴールの関係で負けになるから、全く安心できません。シャルケの至近距離からのシュートをレオがはじくというシーンもあり、冷や冷やです。ボールをシャルケに持たれ、攻め立てられて、重苦しい時間帯が続きました。
 しかし82分、アグエロのすばらしいプレーの後、ルイス・ガルシアが3点目を決めて、スタジアムでは歓喜が爆発。アトレティコのチャントが響きました。PKによる4点目の後にはウェーブまで行われました。(ビセンテカルデロンのウェーブなんて、ちょっと記憶がないです。)
 最後の試合で、最高の試合、良いものを見せてもらって、感動しました。
 ありがとう、アトレティコ
 これで、(私の応援のおかげでwww)スペインをユーロで優勝させ、公約通り?アトレティコをチャンピオンズ・リーグ本戦に連れて行くことができました。