逢坂剛さんと会う

 スペインでも昨夏にお会いした作家の逢坂剛さん。
 2月16日、東京は神保町で逢坂さんにお会いしました。「十字路に立つ女」などの小説に出てくるカレーの名店ボンディでごちそうになり、小説の登場人物になった気分でした。
 第二次世界大戦中のスペインを舞台に虚々実々のスパイ戦が繰り広げられるミステリーの「イベリア・シリーズ」はライフワークとも言える作品ですが、次回作がいよいよ最終作とか。雑誌連載などではなく、書き下ろしで出版されるそうです。
 北都とヴァジニアの運命や如何に、と愛読者としてはとても楽しみです。今年の春にスペインに取材旅行に行くと伺っていましたが、スペイン行きは、書き下ろし終了後の秋になる様子です。
 イベリア・シリーズの次もスペインもののミステリーを読みたいと思っていますが、どうなるのでしょう。