エル・クラシコ

 日本に帰ってから、深夜というか未明に起きていられなくて、リーガ・エスパニョーラを見られる機会はなかなかなかったのですが、クライマックス間近のエル・クラシコ(レアルのホーム、サンチャゴベルナベウにて)。5月3日3時前から、テレビ(WOWOW)の前に座り、試合開始を待ちます。
 レアルが追い上げているだけに、そしてバルセロナの日程がきついために、スペインの報道はレアル有利説が流れているそうです。
 前半は、まさにエル・クラシコというべきすばらしい試合。両チームとも攻撃的に来て、ゴール前のシーンが続々。レアルが先制しましたが、アンリが同点に追いついた後は、バルセロナがペースを握りました。バルセロナのパス回しをレアルは止め切れません。
 カピタン・プジョルの魂のヘディングが決まって逆転、その後はバルセロナがレアルを翻弄します。3点目はレアルのミスからでしたが、決定的チャンスはバルセロナに次々と訪れ、カシージャスが必死のセーブで防ぎます。
 素晴らしい内容で、バルセロナが1−3でリードして前半終了。言うことなし。期待以上に面白い。
 後半も、前半を繰り返すような試合展開。セルヒオ・ラモスが1点を返し、1点差になりましたが、その直後にアンリが決めて勝負あり。その後もバルセロナが圧倒的にボールをポゼスし、2−6という大差でバルサが圧勝。バルサのサッカーを満喫する試合でした。
 これで、さすがにタイトルの行方は見えたか。バルサはCL、国王杯
が控えてスケジュールが大変ですけどね。
 後は、アトレティコがんばってCL圏内に入ってくれ。