知的財産権、「シリコンバレーから将棋を観る」話

知的財産権、海外における日本のポップカルチャーの文化的側面と産業的側面、政府の役割と民間の役割などについて同僚と議論。自分たちだけの中で解決しようとするのではなく、多くの関係者を巻き込んで、開かれた議論と取り組みをしないとダメだ、というようなことを話す。

●IT media Newsの梅田望夫さんのインタビュー日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編) (1/3) - ITmedia NEWSWeb、はてな、将棋への思い 梅田望夫さんに聞く(後編) (1/3) - ITmedia NEWSがネット上で大変な話題になっている。自分も感想を書いた一人ですけど、ちょっとした事件と言っていいくらいですね。はてブなどの匿名コメントはネガティブなものが多いようですが、いずれにしろ、注目を集めている人だからこの事件なのでしょうか。ただ、切込隊長小飼弾氏のブログでも、厳しく批判しているように見えて、良く読むと梅田氏への高い評価と期待(特に後者)が十分読み取れるのだが、コメント欄はブログ筆者の真意がわかっていないコメントが多いように思えます。
 しかし、元々IT media Newsのインタビューは、「シリコンバレーから将棋を観る」のプロモーションのためのインタビューのはずなんだが、そこに着いたコメントは、将棋に対する知識も愛情も関心もないコメントが多いな。期待するのが間違いかもしれないが、せめてインタビューをきっかけにこの本を読んでからコメントしてもらえばいいですけれど。一方、発売されたばかりの将棋世界7月号。こちらの「シリコンバレーから将棋を観る」紹介記事は、平凡でした。
 刺激的なインタビューが、結果として将棋に関心のない人にも本を手にとってもらうことにつながれば、面白いですが。