ネット将棋の大盤解説を見に行く

 8月2日、インターネット将棋棋戦の草分け、大和証券最強者戦の決勝戦大盤解説を見に行きました。ちょっと喉が痛くて、体調不良。東京駅傍の大和証券本社に行くのに迷って、20分も彷徨、対局開始に5分くらい遅刻してしまいました。orz
 決勝戦は木村八段(先手)対山崎七段。木村八段は王位戦のタイトル戦で3連勝、山崎七段は王座戦の挑戦者決定を決め、好調です。解説は渡辺明竜王、聞き手は千葉涼子女流三段。解説の組み合わせは、本音コンビで最も面白い解説が聞けそうですが、遅刻のため冒頭シーンを聞き損ないました。本社ビルの大きな会場に300人くらい来ていたでしょうか。もちろん、全国のファンはネット上で対局をリアルタイム観戦できます。
 山崎七段の角換わり振り飛車で始まりましたが、途中から居飛車風に変化。木村八段が受け師ぶりを放棄したかのように元気よく攻め、山崎七段はやや耐える展開。木村八段が調子よく攻めているような感じで、竜王の解説も先手優勢ではということでしたが、一段落して山崎七段が△3七角、△2七角と2枚の角を敵陣に打ち、もたれるような指し回し。これが効を奏したか、この後は木村八段にわかりやすい攻めが消え、山崎七段のペースになりました。山崎七段の優勝。
 上り調子の山崎七段は、羽生王座とのタイトル戦も楽しみになりました。