中村俊輔初陣

 日曜の夜は総選挙の開票速報を見ていたが、午後8時の瞬間に当確が200人くらいにつくのはどんなものか。少しでも票があいてから当確を打つべきだと思うのは古いでしょうか。

 午前0時からのリーガの試合、ビルバオエスパニョールを観戦。ビルバオエスパニョールもできが悪い。ミスが多く、ビルドアップもうまくいかず、ロングボールを蹴り合っている感じ。前日のレアル・マドリードデポルティーボの試合を見た後では、不満が残ってしまう。中村俊輔も、らしさがほとんどでなかった。前半のFKのチャンスもボールが浮いてしまった。スペインのボールにまだ慣れていないのかもしれない。エスパニョールは、キャプテンのハルケの急死の影響で十分な準備ができていなかったのか。試合は、1対0でビルバオが勝ったが、内容からすれば順当という感じ。
 試合で驚いたのは、ビルバオの16歳のムニアイン。スピードの乗ったドリブル突破、当たり負けしないプレーは素晴らしい。凄い新星が出てきたという印象だ。
 翌日、中村俊輔の試合後インタビューを見たが、リーガでプレーしたことを「清々しい」と万感の思いを込めた感じで表現していた。そうか、プレーしたい舞台でようやくプレーできたのか、と納得した。インタビューを見て、これからは活躍してくれるのではないか、と思った。しかし、エスパニョールは選手層も薄く、今後も苦労しそうだ。