南アフリカ対日本(週末の国際試合1)

 出張とその後の仕事で疲れて、週末はダラダラと・・・サッカー観戦。いや、本当はもっと文章を書いたり、いろんなことをしないと行けないのだが、気が乗らず。

 サッカー 現地時間11月14日、南アフリカポートエリザベスでの南アフリカ対日本の国際親善試合。本当は、ダーバンのスタジアムのこけら落としマッチになるはずだったのに、スタジアムの準備が間に合わず、ポートエリザベスに会場が移る。日本国内で在京大使と一緒に南アフリカW杯をプロモーションしている立場としては、南アフリカ準備をもっとしっかり頑張って、と言う気持ち。
 日付が変わる前にテレビ東京で日本対南アフリカを観戦し始める。国歌斉唱のところだ・・・と、twitterのつぶやきでこれが生放送ではなく、約1時間遅れの放送であることを知る。W杯開催地でのこの試合をわざわざ遅い時間に追いやって、テレビ局はいったい何を考えているのか?相手の選手が揃わなかったトーゴ戦やスコットランド戦より、よほど大事な試合なのに。
 スタジアムは予想していたより結構お客さんが入っている。ほぼ満員。例によってブブゼラの音がうるさい。ブブゼラというのは、あまりよくない。たまに鳴るならまあいいが、コンフェデの時も試合中ずーーっと鳴りっぱなしで、うるさいこと限りなかった。時々、いいタイミングで鳴らすのなら、まだいいが。テレビより現地で見ると持った大変なのでしょう。

 さて、試合の方はテレビが生でなかったのと同じような感じで、ちょっと気抜けした・・・双方に魅力の乏しい試合だった。
 両者とも守備の意識が高かったと言えば、良く聞こえるが、点を取りに行く意識に乏しかった、と言う方が当たっているような気がする。両チームとも決定的シーンはゼロと言って良い。長谷部と岡崎のちょっといいシュートがあったが、決定的とまでは言えない。前半は特にシュート2本、2本でどうだかなあ、という試合。0対0で交代する選手もお互いゆっくり歩いていくし、絶対勝ちに行くぞという気持ちならベンチに走って戻るのではないか。本番になると勝ちたいと言うより負けられないという気持ちが強くなり、こういう試合が増えるのだろうが・・・。
 決定機を外す、に至るまでもなく、双方シュートに持ち込めない。日本と南アフリカは似たような実力のような気もするが、このままでは32チームの下から数番目という格付けが上がっていかない。W杯レベルの国と試合できる機会はもうあまりないのだが。