チリ対スペイン

日本の試合を見て、寝不足をこらえて、スペイン代表ユニフォームを着て応援していたのだが、微妙な試合になってしまった。
前半は、チリが飛ばして、スペインを押し込む面白い試合になったが、ビジャがキーパーの飛び出た無人のゴールにロングシュートをたたき込み、イニエスタのテクニック溢れるシュートが出て、スペインが2点先制し、チリが1人少なくなったところで勝負あったと思われた。

後半は、10人のチリががんばって、1点を返し、試合としては面白くなったが・・・。

後半2対1になったあと、しばらくしてから他会場との試合との関係(2対1のままなら、スイスが1点差で勝ったとしても両者勝ち抜けになる)もあって、ボールを回すだけの談合試合になってしまった。前半激しく攻め合った素晴らしい内容から一転、後半25分以降は今大会一番醜い試合を見せたという感じで、後味が悪い。
スカパー!解説陣も同様の感想もそうだったし、スペイン国民も同じように思っているだろう。

しかし、今大会で最も攻撃的なサッカーを見せる2チームが勝ち上がって行くのは良かった。これで、スイスが上がるようでは情けない。スペインも1位通過で、ベスト16でのブラジルを避けられて良かった。

納得いかない試合内容だったけれど、結果オーライ、両チームにとってもそうだったんでしょう。