3位決定戦(フォルランの戦い)

3位決定戦は、地上波で放送なし。3位決定戦は、お互いに積極的に出るからきっと面白い試合になるのに、なぜこんなに冷遇されるのやら。

3決らしい、オープンで激しい打ち合いの試合を期待して、スカパーを見る。
期待通り、ボールを持ったら前に運ぼうという試合になった。ドイツは、レギュラーがやや欠けているがミュラーが戻ってきて、スペイン戦とはかなり印象が違い、積極的に仕掛けていく。ウルグアイも前の3人でチャンスを作る。
スタジアムのピッチの状況がひどく、激しい雨も降っているのが、選手にとってかわいそうだ。しかし、試合は面白い。1対1で後半に入り、ドイツが先行したが、今大会獅子奮迅の活躍のフォルランが鮮やかなボレーシュートを叩き込み、同点。得点王争いでもトップに並んだ。後半37分にドイツに勝ち越されるが、ロスタイムに絶好の位置にフォルランにFKのチャンス。右足一閃のシュートはバーを叩き、同点ならず、タイムアップ。激しい攻め合いにふさわしい劇的な幕切れだった。フォルランが笑顔で敗戦の後のインタビューに答えていた。やるだけやったという感じなんだろう。
フォルラン、お疲れ。今季67試合も出ていたとか。リーガのほかにヨーロッパリーグ(優勝!)、国王杯(準優勝!)で決勝までいき、W杯も7試合戦った。こんな選手はいないんじゃないか。
(プレミア移籍なんてうわさもあるが)来シーズンもアトレティコで頼みます。