決戦の地から帰って

9月1日から5日までブラジルのブラジリアとサンパウロに出張し、5日から7日夜までブエノスアイレスにいました。決戦の地から9月9日に帰国しました。
2020年のオリンピック・パラリンピックの開催地を決めるIOC総会関連行事に参加していたところです。

招致のために、招致委員会関係者やメディアはもとより、総理をはじめ政府関係者が多数出席するこのIOC総会は、関係者をお迎えする準備をする方にすれば史上空前の大規模行事といっても過言ではありません。
今年の初めから、色々な形で準備に携わってきましたが、我々の役割はいわば裏方です。
IOC総会というのは、国連の国際会議などとは違って、慣れないことがたくさんありました。4年前も開催都市候補になって、総会に臨んでいましたが、日本国内の注目度も4年前の総会とはけた違いだったと思います。
結果は、見事東京開催が決定。
裏方としての準備、対応もうまくいったと思います。

総会の様子は、日本でもさんざんテレビなどで報じられています。投票の分析については当たっているような、いないような。
以前から、すべての票読みはあてにならない、と言ってきたのですが、マドリードイスタンブールより先に脱落するなど、大方の読みはやはり外れてしまいました。本当は誰がどこに入れたか、まったくわかりません。
それぞれの関係者にとって話せないこともたくさんあるでしょうから。
7年後に向けて、より良い東京、よりよい日本を作っていくためにそれぞれの立場で、自分の立場でできることをやっていきます。でも、7年後、日本にいるかな?