アルゼンチン1対イラン0

大会最高レベルの攻撃力を有するアルゼンチンにアジアでは堅守を誇ったイランがどこまで戦えるか。
試合は期待以上の面白い試合になりました。
アルゼンチンは敵陣深く攻め込み続けますが、イランは辛抱強く守り、中央はこじ開けさせません。GKもよく当たっていました。
0−0で折り返した後半は、時折見せるイランのカウンターの方が決定機を多く作り出していました。
アルゼンチンには決定機がなかなか訪れず、アディショナルタイムに入った時は、これは引き分けか、イランの大健闘という雰囲気が漂っていました。
しかし、すべてを変えたのはやはりメッシ。あのスーパーゴールを見るだけで、深夜に生観戦した甲斐があったというものです。

メッシは、90分の間あまり輝いていませんでしたが、第1戦に続きまたもや試合を決定づけました。今大会はメッシの大会になるような雰囲気が出てきました。
イランは、ジャイアントキリングなりませんでしたが、良く戦いました。今大会、好試合は球際も激しく戦ったチームの戦いから生まれています。その意味では、日本の2試合はやはりまったく物足りません。強豪と互角、あるいはそれ以上に渡りあったコスタリカやイランからはそうした激しさが見て取れました。これこそがザックの言うインテンシタでしょう。第3戦こそ、厳しく、厳しく行ってほしいもの。