パーティーの苦痛と効用

 とあるホテルで開かれたクウェートのナショナルデー・レセプションに出席してきました。
 会場にいたある人(この種のレセプションに出るのは初めてだったようなのですが)「いつもこんなパーティーに出られていいですね。」と言われました。日本国内でもそのようなことを思っている人は多いようですが、大いなる誤解です。
「大して美味しい食べ物も出ないし、1時間以上も立ちっぱなしで、余りよく知らない人たちと、母国語ではない何カ国語を使って話すというのは大変で、そんなに楽しくないですよ。年に1回ならいいかもしれないけれど、頻繁に出席するというのは、身体的には苦痛に近いというか。仕事だから、楽しくなくてもなるべく楽しいと思って出席するようにしていますが。。。」と説明したら、なるほどという顔をしていました。
(日本のパーティーでは、どこでも食事はわりと美味しいような気もしますが、例外的だと思いますw)

 しかし、確かにいろいろな人と会う機会であることも確かです。今日は、アトレティコ・マドリードのセレソ会長とFCバルセロナのラポルタ会長に会いました。
 レセプションには、アトレティコの日本人小学生選手の宮川類君のお母様も来ていたので、セレソ会長に紹介しました。なぜ、宮川君のお母さんが招待されているのかというと、宮川君が属しているアトレティコの10−11歳の下部チームにクウェート大使館の方の息子さんがやはり所属していて、他のチームメートの両親を皆招待したらしいのです。

 セレソ会長とは、最近のアトレティコの様子を話したのですが、「どうもうまくいってない・・・」と浮かぬ顔。1月以降ずっと下降線ですからね。私の方から「もうすぐ負傷者も帰ってくるし、ツキも変わりますよ」と会長に言ったのですが、アトレティコの状況についてはかなり心配しているようでした。サポーターがクラブの会長を励ますのは、なんだか順序が逆のような・・・。

 しかし、バルセロナのラポルタ会長はなぜ来ていたのでしょう?両チームの対決は今度の土曜日なんですが。両会長は、仲良くいろいろお話ししていたようでした