第2回党首討論

3月3日に9日の総選挙を前にした第2回党首討論(与党社会労働者党のサパテロ首相と最大野党・民衆党のラホイ総裁との間の討論)がありました。複数局で中継しましたが、今回も50%を超え、60%近い視聴率で大変な注目でした。
 ラホイ総裁は、前回よりパフォーマンスが良くなったようですが、テレビ向きと言われるサパテロ首相にはかなわなかったようで、今回も事後の世論調査ではサパテロ首相がリードしました。

 前回より少しはましになりましたが、2人とも相手への攻撃が主で、自分たちの将来のビジョン、政策を語るところが少ないところが不満でした。
 総選挙前の党首討論自体は15年ぶりだということで、まだまだ改善の余地はあると思いますが、やはりこのようなガチンコの党首討論を日本でも見たいです。