Futbol Draft2008 (6月2日)

 スペイン・サッカーの新鋭(16歳から20歳)選手を表彰するFutbol Draftの表彰式(於サンチャゴ・ベルナベウ)に昨年に引き続き行ってきました。今年で第三回ですが、昨年よりかなり認知度が上がったように思います。昨年は自分で授賞した人は半分強でしたが、今年はほとんど選手本人が来ていました。ボジャンは、お母さんが受賞に来ていましたよ。
 レアル・マドリードカルデロン会長にも紹介されました。どうでもよいけど、カルデロンさんのズボンの裾がとても短かった。

 Futbol Draft2008の開場は午後8時でしたが、人はスペイン流にゆっくり、ゆっくり集まってくる感じ。
 ベルナベウのフィールドを横切って、メインスタンドの前に作られたスペースで取材などが行われています。昨年同様取材を受けました。いつもぶっつけでやってくるので、もっと何を話すか考える時間があれば良かったですが。早速、Futbol Draftのサイトに映像が出ています。
 招待客や選手たちは、それぞれ多くのプロカメラマンの前で写真を撮られます。ユニフォーム姿の選手と背広姿の選手はイメージがかなり違います。カマチョなんてテレビやスタジアムでよく見ているので、一瞬わかりませんでした。
 アキノ(ムルシア)、カマチョ、デ・ヘア、ケコ(*=セルヒオ・ゴンタン)(3選手はアトレティコ)らと話すことができました。昨年は選手とは話せなかったので、この点は進歩です。
 (Futbol Draftのラサガバステル事務局長によれば、雨が降らなければピッチの上で行う予定だった)表彰式は、客席の中に作られたスタンドで行われました。今年は、スペインの若い層の活躍が目立つ(U17は欧州チャンピオン)なので、Futbol Draftにも注目がいっそう集まったような気がします。確かに、若い層の活躍はすばらしい。フル代表はどうかなあ。

 Futbol Draftでは、スペインのあらゆるカテゴリーから16〜20歳の若い有望な選手がポジションごとにまず132人選ばれ、その後選考を繰り返し、金、銀、銅の計33人が表彰されました。

  表彰式の後は、大規模な会食。招待客、選手の家族など200人以上参加して、24時過ぎまで続きました。昨年はリーガの会長さんの隣に座っていろいろお話ししましたが、今年は格下げ?知り合いの国会議員の人たちと同じテーブルで政治論議をしておりました。w
 知り合いの議員の方とユーロ2008について、お話。超訳wです。
私「U17で欧州チャンピオンになったし、ユーロも今回は期待できますかね。」
議員「ここんところずーとだめだもんね」
私「1984年はいいところまで行った・・・」
議員「いつの話をしてるんだwww」
私「準々決勝に来るとフランスか、イタリアか、オランダが相手だから、ここが大きな山ですよ。準々決勝を乗り切れば、決勝までいける気がするな。」
議員「予選リーグだってわからないよ。UEFA杯のセニト(スペイン語風発音)を見たか?すごかったよ。ロシア代表にはセニトの選手がたくさんいるだろう。」
私「ヒディンクだし。。。」

 彼は初めから期待感を下げて、予防線を張っているような気がしました。まあ、毎回期待が裏切られていますから。