ユーロ、ユーロ、ユーロ

1. 18日のD組の2試合で一次リーグ終了。第一番はスウェーデン対ロシアでしょうが、裏番組(w、双方消化試合なので)のスペイン対ギリシアを観戦。
 スペインは、主力を休ませ、控え組で対戦。前半FKから完全にフリーなヘディング・シュートを決められました。決勝Tはこんなザル守備では困るよ。後半は、やや良くなり、スペインが2点とって逆転。デラレー、グイサが代表初ゴール、おめでとう。今ひとつの試合ぶりでしたが、勝ったことが大事でしょう。
 表の試合は、ロシアがすばらしい試合を見せたらしく、2-0のスコア以上の完勝だったらしいです。正直意外でしたが、オランダ対ロシア戦も面白そうです。ヒディンク・ロシアは、絶望的なところからまたはい上がってきたという感じ。
 日曜日のイタリア戦。ここだけは是非勝って、準決勝にだけは勝ち進んでほしい。ここ80年以上W杯とユーロではイタリアには勝ってないらしいですが。

2.20日、準々決勝第2試合クロアチア対トルコ。
 好ゲームが予想されますが、仕事で見られません。24時前になって、延長終了前5分から見始めたのですが、またしてもトルコ、前試合に続き、今大会最大のドラマが待っていました。この5分とPK戦だけで、大変な興奮。
 119分、クロアチア先制!これで終わりと思いましたが、ビリッチ監督(クロアチアのこの監督いいですね)の選手交代の要請は何故か受け付けられず。ロスタイムは1分。
 120分40秒、クロアチアのカウンターの始まりは、オフサイドに。(ああ、オフサイドにならないようにスペースに深く蹴っておけば良かったのに。) この間接FKをトルコGKが蹴って、ゴール前へ、こぼれ球をズドーン、同点。信じがたい121分の同点劇。
 もはやPK戦の流れは、トルコに。クロアチアは2人が外し、1人が止められ終了。3勝1分けのクロアチアがユーロを去ります。トルコはいわば3試合連続の逆転勝ち。
 グループ1位のチームが続いて負けました。
 判官贔屓ですから、次はトルコを応援したいけど、出場できない選手が多すぎて厳しいですね。

3. 20日、オランダ対ロシア。
 一次リーグを圧倒的な強さで勝ち上がったオランダ。スペインに4点取られましたが、スウェーデンとの試合で覚醒したロシア。
 前評判は、オランダの有利と見る人が圧倒的でしたが・・・。
 試合は、ロシアがスピードでオランダに勝り、パフリチェンコとアルシャビンの2トップがゴールに迫ります。オランダは、スナイデルがミドルをねらいますが不発。オランダは今日は今イチのでき。
 56分、ロシアが先制。オランダが必死に食い下がり、85分にレアル・マドリードコンビで同点。流れは、普通はオランダになるのでしょうが、延長に入っても運動量でロシアが勝っています。
 そして、延長後半にロシアが2点とって終了。アルシャビンの無尽蔵のスタミナが2点を呼び込みました。(こいつがゼニトのスターなんですね。知らなかったけど)
 一次リーグでよいサッカーをしていたオランダの敗退は残念ですが、今日に限って言えばロシアがいいサッカーをしていて、ロシアの勝利はjusto(正当)だったでしょう。これでグループリーグ2位が3連勝してしまいました。
 明日、日曜の夜。一次リーグでいいサッカーを見せたスペインが今度こそ2位チームを粉砕してほしいと思います。