スペイン優勝

ついに決勝。今日にかける思いは、スペインの方が強いでしょう。
　大方の予想は（ドイツ人まで）スペイン優勢。しかし、ドイツの勝負強さをドイツ人は信じているでしょう。
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　前半の１５分は、ドイツがボールを持つ意外な展開。どちらがスペインかという感じで、ドイツが主導権を握ります。普段はやらないスペインの最終ラインからのロングボールは当然機能しません。ドイツの怖いコーナーもありましたが、カシージャスがやはり安定していました。
　１５分のスペインのチャンスから流れは変わりました。スペインがボールを回すと、ドイツはなかなか取れません。最後までこの流れは続きました。ドイツの攻撃陣はスピードがありますが、守備に回るとトーレスのスピードが優るようです。
　そして、今日は必ずやる、と信じていたトーレスが３３分ドイツ・ディフェンスを振りちぎって決めてくれました。縦に抜けるトーレスのスピードがついに決勝戦で出ました。
　後半も、スペインが試合を支配します。２点目が入らないのが不思議なくらいです。唯一の心配、ドイツのセットプレーも、カシージャスが悉くパンチングで弾き返しました。

　そして、ついにスペインが優勝。
　おめでとう！！！！！！
美しいサッカーがヨーロッパを制しました。真剣に応援するチームを欧州の地で見られて、スペイン国民と興奮をともにできました。
　幸せで、思い出に残るユーロでした。　
　スペインは今夜は夜を徹してのお祭りでしょう。明日は、マドリードで凱旋チームを迎えてパレードです。