JT杯将棋日本シリーズ決勝観戦

11月23日、勤労感謝の日千駄ヶ谷東京体育館で開催されている将棋JT杯決勝戦に行ってきました。JT杯は全国各地で公開対局を行っている公式戦です。JT杯をを見に行くのは初めてですが、大勢のスタッフが働いていて、これだけの公開対局を組織するのはなかなかのことです。今日は、在京ベルギー大使館ヴェルヘイレン公使(立派な有段者です。正月のNHK教育テレビの将棋番組に登場する?らしい)、チェスプレーヤーのピノーさんらと一緒です。将棋を世界に広める会の寺尾理事(takodoriさん)が企画して、公使たちを連れてきました。
この日は、子ども大会も開催されていて、小学生低学年、高学年の部に分かれての決勝戦もステージの上で行われました。どちらもレベルの高い立派な対局でした。
JT杯の決勝は、羽生名人と山崎七段の対局。 相がかりから、山崎七段の趣向で乱戦になりました。しかし、山崎七段のやや一手ばったりという手で、形勢は傾き最後はやや一方的になり、羽生名人が優勝しました。
JT杯の勝者は、希望する観客全員と帰りに挨拶、握手するという慣例になっているようです。羽生名人も全員を握手で送っていました。東京会場は来場者数が多いから大変ですね。
名人はヴェルハイレン公使や私の顔を見て、驚きつつ、喜んでいました。私の名前も覚えてくれていて、さすが名人。私からは、将棋を世界に広める会のシンポジウム出席のお礼を申し上げました。