コスタリカ3対ウルグアイ1

コスタリカには大変失礼ながら、グループDは3強1弱との予想でした。いや、日本国内のほとんどの予想、世界の予想もそうでした。
状況が違うとはいっても、昨夏日本はウルグアイには完敗、W杯前にはコスタリカに快勝。W杯の実績でも、選手層から言っても、コスタリカに勝ち目は薄そうでした。

試合が始まると、コスタリカのキャンベル、ボラーニョスが快足を飛ばし、ウルグアイを脅かし、互角以上の戦いぶりです。しかし、不用意な反則でPKを取られて0−1で前半を終わった時にはやはりウルグアイのものかという展開でした。この試合は録画で見たのですが、結果を知った上での録画でもそう思わせる雰囲気。

しかし、後半に入ってもコスタリカは元気いっぱい、むしろリードしているウルグアイの方が重い感じ。9分、サイドを突破してのクロスに、キャンベルが落ち着いてトラップしてゴールに叩き込み、同点。3分後には、FKから難しい角度のヘッディングを決めてコスタリカ逆転。あっという間の出来事でした。(後から振り返ると、日本対コートジボワールと展開が本当に似ています。)
その後も焦るウルグアイは決定的なチャンスが作れず、39分には前がかりのウルグアイDFにスルーパスを通して、角度のないところからコスタリカ3点目。

コスタリカ侮るべからず。グループD、本当に先が分からなくなりました。イタリアはこの結果にほくそえんでいるでしょう。