ドイツ4対ポルトガル0(失望の一戦)

グループリーグの中でスペイン対オランダに次ぐ好カードと言えるドイツ対ポルトガル戦でしたが、内容と結果は一方的なものになりました。
ポルトガルは、良くも悪くもロナウドに依存するところが大きく、そのロナウドはあまりコンディションがいいようには見えません。ドイツは個に優れているのと同時にチームとしての組織もできているチームです。
試合は、ドイツがポルトガルをのんでかかっているような感じの中で早い時間帯にPKをもらい、先制。この時点で何だか一方的になるような予感がしました。

32分に2点目が入ると、もうポルトガルの士気が落ちたように見えました。その後まもなく、ペペの頭突きで一発レッド。監督はいろいろ言っていましたが、あれはレッドカードが至当。ペペは愚かとしか言いようがなく、どんな弁明もきかない馬鹿げた行動でした。(W杯史上の頭突きの中でも最も意味のない頭突きだったかな)
あとは、良く4点どまりですんだなという感じの全く一方的な展開。ドイツもまったり攻めるくらいで、後半は本当に凡戦になりました。
ポルトガルアウメイダ、コエントランと主力が負傷、ペペが次の一戦かひょっとしたら次の次も出場できず。決勝トーナメントへの道は限りなく遠くなりました。大敗したチームでもスペインはまだ望みが十分ありそうですが、ポルトガルは希望が見つけがたいようです。

ドイツは優勝候補と言われる国々の中でも、もっともよい出来での発進。しかし、ワールドカップは先が長いので、何もわかりません。