夏コミ(コミックマーケット76)

前回に続いて、16日東京ビッグサイトコミケを覗いてみました。3日間の入場者56万人は、過去最高らしいですね。別に何かを買うわけではなく、アニメ文化外交的観点から・・というより人出を見に行ったという感じ。日曜の入場者20万人という数は半端でないですね。ビッグサイトを使うイベントの中では最大のイベントなんでしょう。長男が参加しているサークルを訪れたら、みんな驚いていました。部員の親父が来るとは思わないな、普通。
 欧州の各種アニメ・マンガフェスティバル(基本的には、日本のアニメ、マンガを楽しむヨーロッパの人々のイベントのことを指しています。)では、コスプレーヤーが溢れていますが、コミケには(一部のスペースを除けば)ほとんどいません。コスプレをするためには、普通の格好でやってきて、有料の更衣室で登録し、着替えて、云々といろいろな制約があるためです。ちょっと気の毒ですね。それでも、コスプレ広場には大勢のコスプレーヤーがポーズを取っていました。冬よりその数が多く感じたのは、若干露出が多いコスチュームが多いからでしょうか。よくわからない。
 コミケで感じるのは、ボランティアのスタッフの献身的な姿。超巨大イベントに成長し、国際的にも注目を集めるこのイベントは、当初の制度設計が良かったのでしょうね。コミケの生みの親の米澤さん(故人)という前代表が偉かったのだと思います。