モントリオールへ行く

今週前半、急遽ハイチ支援国会合に出席することになり、モントリオールに出張してきました。
冬の寒い日はマイナス30度になることもあるというモントリオール、今年は暖冬で、零度前後、雨も降るという状況で、拍子抜けしました。
それから、モントリオールでは、バンクーバー・オリンピックでは全く盛り上がっておらず。西海岸の五輪は、別の国の話みたいです。
1月25日に開催された会議の方は、近代史上でほとんど例のないような被害を出したハイチの地震に関し、中長期的な展望を持った息の長い、国際社会の関与と支援が必要、というトーンでした。カナダには、ハイチ人移民も多く(何と国家元首たるカナダの総督はハイチ人移民1世の女性です)ハイチの地震を本当に身近に感じているようです。新聞も連日一面でハイチのことを取り上げていました。
 ハイチには、15年ほど前に出張したことがありますが、西半球でもダントツの最貧国です。一からというよりマイナスからの復興を行わなければなりません。
「ハイチのために10年の困難な仕事」・・・これが会議の翌日のカナダの新聞の見出しでした。