中国の少年少女棋士

5月21日には将棋を世界に広める会の月例の理事会がありました。理事会はいつもより簡単に終わりましたが、そのあと、将棋連盟に行ってリコー杯女流王座戦に出場するために中国北京から訪日している張天天ちゃん(まだ12歳小学生です)に会うことになりました。天天ちゃんは、初めての外国人奨励会員の張シン君に稽古をつけてもらっているところでした。お母さんとともに来日した天天ちゃんを引率してきたのは、将棋を世界に広める会とも長いおつきあいのある北京の少年宮の李民生先生でした。李先生は、北京で長い間将棋を教えており、10年ほど前に私も少年宮を訪問したことがあります。
天天ちゃんは、成績優秀で北京でも有数の名門中学に進学予定です。『将棋を指すと頭が良くなる、成績が良くなる』と北京の一部の中学校では、日本の将棋が学校の正課(部活ではないですよ)になっているともあるとか。日本より進んでいますね。
将棋のけいこが一段落ついた後、みんなで近くの中華料理屋に行きました(笑)。
中国での将棋の普及の様子は、30日のクローズアップ現代に取り上げられるそうです。

http://www.shogi.or.jp/topics/2011/05/post-412.html
女流王座戦のほうは、天天ちゃん、力をあまり出せずに負けてしまったようです。緊張したのでしょう。