ワールドカップ2022観戦日記
12月5日(月)(カタール時間) (日本戦は別エントリーで)
ブラジル対韓国(4-1)
ブラジルが強いのはわかっていたが、圧倒的だった。前半7分にヴィニシウスが技ありのシュートを決め、13分には韓国にとってはやや不運なPKで2点目。ここで試合は決まってしまった。ビデオゲームみたいな展開でさらに3,4点目。韓国は見せ場なし。いったい何点差がつくかという感じだったが、後半はブラジルも少し緩くなり、決定機を決められず。韓国は決定機をいくつか作り(枠内シュートは7本)、31分にはペク・スンホの見事なミドルが決まり、意地を見せた。
怪我から復帰したネイマールは自分で行くより、他の選手を活かすようにプレーして進化している感じだ。
Man of the Matchは、先制点が試合の流れを作ったので、ゴールしたヴィニシウス。
12月6日(月)(カタール時間)
気を取り直して(まだ取り直せてないが)また観戦の日々。水色のアウェーユニのスペイン代表は見たことがなく、ちょっと違和感がある。スペインに研修に行った1982年から応援しているスペインを今日も応援。スタジアムは、モロッコ・サポの大歓声でモロッコのホーム状態。
モロッコは予選リーグから良かったけど、このスペイン戦でも前半互角以上の戦いを見せている。前半シュートはモ1,ス3。ただGKがつなぐことにこだわりすぎると、大ピンチを招くぞ。(一つ既にあった。)これはスペインも同じだが、モロッコはそこまでプレスに来ない。
後半は、スペインがボールを握り、攻め続けるが、モロッコのブロックの守備をなかなかこじ開けられない。時々飛び出すモロッコのカウンターもなかなかの迫力。
延長に入っても同様の試合運びが続くが、モロッコ選手の労を惜しまぬ守備は解説のゴン中山にも称賛される。スペインはPK戦に持ち込みたくなかったし、モロッコはPK戦上等、だったのだろうが、ついにスコア動かず。
PK戦は、昨日の日本対クロアチアの再現ビデオと思うような展開。スペイン1本目はポスト、2本目はGKに止められ、3人目はキャプテンのブスケッツ。そういえば吉田と顔が似ているが、同じコースに球を蹴り、同じようにGKに止められた。モロッコは初のベスト8。それに値する戦いぶりだった。おめでとう。羨ましいね。
Man of the Matchは、120分の間なら全集中で走り回ったモロッコのアムラバトだが、PK戦で2本を神セーブで止めたボノが試合の中の英雄。
ポルトガル対スイス(6-1)
ポルトガルはロナウドがベンチスタート。延長の可能性も考慮しての選手起用か。その代役のラモスがGKのニア上、隙間の小さいところをぶち抜くシュートを決めてポルトガル先制。前半は、ポルトガルがリズムをつかむ。さらに39歳のペペがCKを豪快に頭で叩き込んで、2点目。ペペは、いつから出ていて、いつまで出るんだという感じ。ロナウドのいないポルトガルは予選リーグより強いチームになっている印象。
楽になったポルトガルは後半もイケイケ、ラモスがハットトリックを決めるなど、5-1になったところで、ロナウドが顔見せ、記録作りという感じで登場。試合的にはすでに終わっていた。
Man of the Matchは、3点取ったラモス。準々決勝は、やはりスタメンで出してもらえるか?
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ベスト16の8試合を見て、PK戦になった2試合(日本対クロアチア、モロッコ対スペイン)の死闘を除けば、内容的にかなり差のついた試合になって、強豪と呼ばれるFIFAランク上位、予選リーグの1位突破国がいずれも勝利している。
試合内容からするとちょっと迫力不足のラウンド16になったが、ここからは、すごい組み合わせの試合が続く。