5年ぶりのブログ再開。

11月20日(日)(カタール時間)

 ワールドカップ(W杯)がいよいよ開幕。W杯を観戦するようになったのは、1982年にW杯開催中のスペインに研修のために行った時から。スペインに到着した時には、準決勝まで進んでいて、開催国スペインはすでに敗退していて、W杯の熱気を真の意味では感じることはできなかった。真剣に観戦するようになったのは、優勝国(アルゼンチン)に在勤し、その興奮を共有した1986メキシコ・ワールドカップ。94年(米国)は、ワシントンのスタジアムで2試合観戦。

日韓2002は4試合、ドイツ2006は1試合スタジアム観戦。98年以降は、毎回半分くらいはテレビでリアルタイム観戦し、ブログに観戦日記を残したりしててきた。ブラジル2014の時は、安倍総理中南米歴訪直前で準備に多忙を極めていたが、それでも29試合リアルタイム観戦している。

 今大会は、観戦のための自由時間はあるが、時間帯があまりよくない。それでも、できるだけ観戦して、W杯の興奮に身を置き、感想も記していきたい。

 

さて、開幕のカタールエクアドル

 W杯が始まったという祝祭感覚は味わえたが、カタールにいろいろな意味で失望。強度がなく、アイデアもなく、闘志も感じられない。2019年のコパ・アメリカ(ブラジル)で戦っていたカタールをブラジルで観ていた時はこんなものではなかった。スタジアムもホーム・チームよりエクアドル・サポーターの声が響く感じ。エクアドルのゴールと思われたものが、VARで取り消された時など、もっとサポーターから歓声が聞こえてきてもいいはずなのに、サポーターは元気がない。選手もW杯の雰囲気に呑まれた感じで、後手後手に回り、チャンスらしいチャンスもほとんどなかった。前半終了間際の唯一の絶好機を外したところも、おそらくオフサイド・ポジションだったろう。

 試合が終わる前に続々と帰りだすサポーター、交代枠があるのにアップをしない控え選手。国の威信をかけたはずの自国開催のW杯の重みが感じられないカタールだった。次の試合は、しっかり精神面から立て直してほしい。 

エクアドルは、事前の強化試合の日本戦の良さを続けられた感じで、後半は余裕さえ感じられた。私的Man of the Matchは文句なくバレンシアエクアドルの大黒柱はやはりうまかった。

#ワールドカップ