ワールドカップ2022観戦日記

11月25日(金)(カタール時間)

ウェールズ対イラン(0-2)

勝ち点3が欲しい両チームは、それぞれ持ち味を活かした攻撃を見せるが、得点のにおいがするのはイラン。前半、ウェールズのミスからゴール生まれたと思われたが、惜しくもオフサイドオフサイドにならないようにプレーできたところだった。

後半は、オープンな展開になったが、後半41分ウェールズGKがレッドカードで一発退場。数的有利に立ったイランが攻め続けるがウェールズの粘り強い守備で、引分けかと思っていたが、後半51分イランのチェシュミが目の覚めるようなミドルシュートを決め、ついに先制。その後、前がかりの相手の裏を突いてイランがもう1点。イランは持ち味を出して、第3戦に決勝T進出をかけることになった。

Man of the Matchは、先制ビューティフル・ゴールのチェシュミ。 

 

カタールセネガル(1-3)

 主催国カタールは開幕戦よりかなり改善されていたが、セネガルに対しては劣勢に立たざるを得ない。それでもよくしのいでいたが、前半41分DFの致命的ミスから失点。後半早々にも2点目を入れられたが、カタールはここから頑張り、ついにW杯の史上初ゴールが生まれる。スタジアムはようやく盛り上がる。しかし、その後さらに1失点し、カタールの予選リーグ敗退が決まった。

 欧州メディアからは、カタールは史上最低の開催国と叩かれているが、日本も初出場の時は、初ゴールはようやく第3戦で、勝ち点は0だった。カタールがもう一度立て直して最終戦を戦えば、今のオランダなら勝ち点を取ることも夢ではない。

Man of the Matchは先制ゴールのディア。

 

エクアドル対オランダ(1-1)

 第1戦は冴えなかったオランダが試合開始早々先制して、オランダペースになるかと思ったが、あにはからんや攻勢に出たエクアドルがゴールチャンスを何度も作り出し、オランダは攻められない。前半終了間際、エストゥピニャンの強烈なシュートがネットを揺らして同点と思ったが、オフサイド・ポジションにいたエクアドルの選手がボールに触れなかったが、プレーに関与したということでオフサイド判定。微妙な判定でエクアドルは本当に惜しかった。

後半に入って、エクアドルはますます攻勢を強め、4分、エストゥピニャンのシュートをGKがはじいたところにバレンシアが詰めてついに同点。その後も、エクアドルが果敢に攻めて、チャンスを幾度も作り出し、オランダは受け身一方。しかし、スコアは動かず。シュート数エクアドル15、オランダ2に試合の内容が表れている。エクアドルはいいチームだった。

Man of the Matchは、縦横無尽、獅子奮迅の働きの上、幻のゴールとなったシュートを放ち、同点ゴールにつながるシュートを打ったエストゥピニャン。

 

イングランドアメリカ(0-0)

4時の試合観戦はきつく、ハイライトのみ。初戦で圧倒的な強さを見せたイングランドも毎試合同じパーフォーマンスを見せられるわけではないのだろう。A組は混戦になって、最終節の因縁の2試合が面白くなってきた。