ワールドカップ2022観戦日記

12月10日(土) (カタール時間)

ロッコポルトガル

 この試合はモロッコ応援。今大会では、基本的には非ヨーロッパの国(スペイン以外)を応援しているし、モロッコ代表の戦う姿勢は応援したくなる。

スタジアムは圧倒的にモロッコ応援組により占められている。モロッコは、唯一残ったアフリカ代表であると同時に、アラブ諸国の代表。ベスト8国の中で失点が一番数なく、タックル数が一番多い。見ての印象の通り、気迫あふれる守備のチーム。中でもアムラバトは、容貌からして迫力満点で、スペイン戦でも大活躍だった。

 ロナウドは今日もベンチスタート。今のポルトガルには、ロナウドをジョーカーとして残す方が機能しそうに思える。

 両チーム持ち味を出した前半だったが、エンネシリの驚異的に高い打点のヘディングでモロッコ先制。今日も凄いものを見せてもらった。後半、モロッコ心理的に受け身にならないようにしないと。

 後半6分にロナウド投入。ポルトガルの猛攻が始まる。モロッコは5バックにして、1点を守り切る態勢に入ったが、引き過ぎの感もあり、FK、CKから次々にピンチを迎えるが,何とか跳ね返す。ポルトガルはパワープレーを仕掛け、モロッコ側はイエロー2枚で退場者まで出してしまい、やられてしまうのではないかという予感があったが、ロスタイム8分を守りきり、モロッコがベスト4。

 モロッコおめでとう。全員がファイトして、勝利に値する戦いであった。

 Man of the Matchは、全員活躍のモロッコから選ぶのは難しいが、大会ベスト・ヘディング・ゴールのエンネシリ。そして、次は大歓声でチームを後押ししたモロッコ・サポーター。